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なぜ走り高跳びで、背面跳びが有利なの? 重心がカギだった!

こんにちは、今日は、スポーツでも物理的な法則が、関わっていることを走り高跳びを例に紹介したいと思います。

皆さん、オリンピックなどで、一度は走り高跳びの選手が高い棒を超えるシーンを見たことがあると思います。選手はその時どうやって飛んでいるかと言うと、地面を背中に向けて体を反らせています。

f:id:sumiaki-1109332:20181021171415j:image下手ですいません (_ _)

では、何故全ての選手がこのような飛び方をしているのか説明していきます。

体の重心がカギ!

実はこの飛び方が、体の重心を、考えた時に一番楽なのです。

前の記事でも出て来たニュートンは、物体は大きさを無視して質点と見なせることを見抜きました。

その質点とは、一点に質量が集中していると考えた物体のことで、すなわち重心です。

ここで、違う飛び方を考えてみます。

例えば

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このような飛び方のとき、体の重心は体の真ん中より少し下になり、棒の高さより高くなります。

しかし、体を反らせた場合、f:id:sumiaki-1109332:20181021172446j:image

このように、体は棒の上にあるのに、重心は棒の下になるのです。(頭と足が一番重いのでこうなります)

え、「重心が、体の外に出てもいいの?」と思った方、

では、ドーナツ🍩🍩🍩の重心はどこですか?

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真ん中ですよね(^^) 

別に重心が体の外に来てもいいのです。

 

つまり、背面跳びが唯一重心が棒の下に来る飛び方で、一番楽な飛び方なのです。

(人を点とみなした時に一番その点が下にくるから)

実はスポーツでも、物理的な考え方が利用されています!!

 

物理って奥深いですね……(^^)

見て下さりありがとうございました!

 

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