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ブログ初心者ですが、豆知識や、思ったことなどを書いていきまーす!!

なぜ電子レンジで物は温まるの??実は温まらない物質も存在する!!カギは極性だった!!

皆さん、こんにちは。突然なんですが冷凍食品って便利ですよねー。あまり頼ってはだめですが、時間がない時でも、電子レンジで温めるだけで、おいしいごはんが食べられます。

でも、皆さんなぜ電子レンジで食品は温まるのかご存知ですか??ここ数日、私は水についていろいろな不思議な特徴を紹介してきましたが、この理由も実は水に関連しているのです。

ご覧くださった人はそろそろ飽きてきたと思いますが、温かい目でご覧ください。

電子レンジの開発の始まりは1945年、アメリカの軍事技術開発産業に勤めていたスペンサーさんが間違ってレーダー用の電磁波であるマイクロ波を自分のポケットに当ててしまったらそこに入ってたチョコレートが溶けたことから始まったらしいです。

この小さな間違いで、電子レンジが開発され、世の中に広まったのです。私たちはスペンサーさんに感謝をしなきゃいけませんね。

 

電子レンジは内部の上側にある電磁波発生装置(マグネトロン)から波長12㎝の電磁波を出し、この電磁波がまわりの壁で反射しながら電子レンジの中を飛び回ります。食品の中にある水分子が電磁波の振動につられて振動するのです。(水分子には電気的偏り、つまり極性があるから)なぜ極性があるかは、私が先日書いた「なぜ、氷は水に浮くのか」のブログで説明していますので、理由が知りたい人はぜひご覧ください。

 

kensatugawa.hatenablog.com

 

f:id:sumiaki-1109332:20181015200636g:plain電子レンジの仕組み

振動によって水が温まり、食べ物全体に振動(熱)が伝わり食品が温まるのです。極性のある物質の代表である水がマイクロ波で回転させられ温まるわけですが、食品には水分が含まれていますので、通常の食品はレンジで温まります。しかし、乾物は水分が少ないので、温まりにくいのです。

 

皆さんお弁当箱やお皿を買ったときに「電子レンジで温めないでください」と注意書きのシールが貼ってあるのを見たことがあると思います。これは、極性があるかないかの問題なのです。

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例えば極性がないガラス陶磁器などは使えますが、極性がある金縁の食器金属容器塩化ビニルなどは使えません。

耐熱性が低いラップ(ポリ塩化ビニルやポリ塩化ビニリデンなど)をレンジで温めると、溶けることがあります、、、、、これらには塩素が含まれていて、電気的偏りがあり、電磁波によって振動して食品と同じように温められるからです。

 

ガラスや陶磁器は電磁波を通過させるので、中に入れた食品を温めることができますが、金属は電磁波をはね返すので、中の食品は温まりません

 

今度電子レンジを使うときにのぞき窓をよく見て欲しいんですが、窓はガラス張りですがよく見ると金属の網が張られているのです。これによって振動しているマイクロ波を外に出さず抜けられないにしているのです。マイクロ波がレンジの外に出たら危険ですからね、、、、

 

いかがでしたでしょうか??食品が温まる原理は水に関連していたのです!!本当に水は私たちの生活に欠かせないですね。ただ飲むための水ではなく、こんなに水はたくさんの仕事をしていたのです。水について少しでも興味がわいたら、ぜひご自身で調べてみてください!!いろんな発見があるとおもいますよ。

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ここまでご覧になった方ありがとうございました。

今後ともよろしくお願いします!!